ライブが終わって臨時バスに乗り込みました。
グッズ購入などこの日一日順調でしたが、唯一時間がかかったのがこの帰りだったかもしれません。
いつものことながら臨時バスに乗り込むまでに時間がかかり、途中で事故か何かで短い時間だったものの渋滞にはまりました。

交通の便もいいしドームから帰りの臨時バスが着くところからも近い…と前回宿泊してよかったので、ホテルは2年前に宿泊したホテルと同じホテルを予約しました。
ちょっと今回は広めの部屋。ベッドが大きくて低反発枕が気持ちよく、熟睡できました


ちょっと部屋で休憩したあと、夕食に行きました。
私が博多で飲みに行く場所とはホテル周辺は違う場所にあります。前回と違うところに行きたいなと調べてみると、結構いいお店があるのを知りました。今回はそんなお店のひとつ、『志まる(しまる)』へ。

掘りごたつ式のテーブルに案内されましたが、ゆったりとした広さがありました。お通しは“肉じゃが”と“ナスとししとうの煮浸し”。
生ビールを注文して食べ物をいくつか注文しました。まず“ごまさば”を注文したのですが、行った時間が遅かったのでもうなくなったということで“りゅうきゅう”を注文しました。

“りゅうきゅう”は大分の郷土料理です。以前大分に旅行して弟が知っているお店に行った時にメニューにあったのですが食べませんでした。すると弟から「あの店のりゅうきゅう、おいしいのに食べればよかったのに」と言われていたものです。

たしか「ごまさばみたいなもの」と聞いていたような気がしたのですがはっきり覚えてなかったので、注文を取りにきた若い男性に聞くと「魚を煮たもの」と言いました。「そうだったかな?」と思いつつ、注文してみると、煮たものではなく“ごまさば”に似たもの(^_^;)。食べてみると“ごまさば”と違う味付けだったものの、サバが使われているようでした。
家に帰って調べてみると、りゅうきゅうは大分でとれた新鮮な魚(ブリやサバなど)の刺身を醤油や生姜、ゴマを入れた漬け汁に浸し、しばらく置いたものだそうです。ごまさばとはちょっと味付けが違うのだなと思いましたし、食べて味が濃く感じたのは、漬け汁に浸してしばらく置いているからだったのだなと思いました。我が家のごまさばは醤油にわさびを溶き、その中にサバと小口切りのネギを入れて混ぜるだけです。

サバがないのでごまさばはできないけれど、アジだったらできるということで、それとふんわり卵焼きの明太子入り、豚足の鉄板焼き(だったかな?)と、マツタケとイチジクの天ぷらを注文しました。

ごまさばのアジバージョンもおいしく、明太子入りの卵焼きには添えられていたマヨネーズがよく合いました。豚足は運ばれてきたものを見るとお好み焼きのようだったのですが、ちょっと裏返してみるとゴロゴロと身のついた骨が(笑)。柚子胡椒を入れたダシにつけて食べました。
そしてきーまま様と驚いたイチジクの天ぷら。ダシで食べるようになっていましたが、これもおいしかった!
マツタケとイチジクの天ぷらが盛ってある器、変わっていますよね。ここは結構器にも凝っているようでした。箸置きも私はかわいいサル、きーまま様は佐賀の有明海にすむムツゴロウの焼き物の箸置きでした。

いろいろお話しした中できーまま様がおっしゃったのは、福岡はカウンターがあるお店が多いとのこと。そう言われてみるとそうだなと思いました。
改めて考えてみると、私が行ったお店でカウンターのないお店がその場で思い出せないくらいでした。カウンターがあれば一人でも行きやすそうとおっしゃいましたが、そうですよね。私が一人でも行くお店はカウンターがあって、そこに座っていますから(笑)

お店を出てホテルに着いたのが12時半くらいでした。
ホテルの1階にはお寿司屋さんが入っています。エレベーターに行こうとしてふときーまま様と入口前のメニューを見ると、“23:00〜 焼酎バーOPEN”と書かれた看板が。「23時オープン!?」と2人で驚き、お店の中をちょっとのぞくと、板前さんと働いている女性が話していました。「焼酎バーって11時からオープンなんですか?」と聞くと、「はい、3時半までお店やっていますから、どうぞ!」と。「3時半!?」とまた驚きました。
 
ここは焼酎や日本酒の取り揃えがすごかったのです。
芋焼酎だけでも、60種類はあったと思います。どの芋焼酎にするか迷って注文しました。そして、お通しがなんとカンパチの刺身!お通しが刺身というのは初めてでした。(でも、ちょっと新鮮さにはかけていたかな…)

あまりおなかが空いていないからとあとはごまさばをつまみながら、板前さんとも少しお話をしたりしながら飲み、「もう一杯だけ飲む?」ということになったのですが、寿司のメニューを見ると“蝦夷あわびのおどり”があったので、「結構おなかがいっぱい」と言いながら私はこれを注文しました。
運ばれてきたあわびを見るとちょっと動いていました。あとから考えると“おどり”と書いてあったので動いて当たり前なのですが、その時は頭が働いてなかったのでしょうね。ちょっと手で触ってみると動いて「生きてる!」と2人で見入りました(笑)
食べてみると、コリコリと歯ごたえもよくておいしい!!きーまま様も注文して食べられました。